bedavaとücretsizを使い分けるように

おそらく、ほとんどのトルコ語学習者は「無料」を意味する単語をbedavaから学び始めると思います。実際にわたしはそうでしたし、いくつかのトルコ語の本にも書いてありました。初心者が覚えるトルコ語リストに入ってるといわれても過言ではありません。

しかしこのbedavaは日本語の「タダ」に近い感じで、文脈によってはカジュアルすぎることがあるみたいです。

先日のトルコ語オンラインクラスで先生が、イスタンブール地下宮殿(Yerebatan Sarnıcı)に行ったことを話したとき、

わたしが「最近、外国人観光客向けの入場チケットが高騰している。でもトルコの人は無料と聞いたけど本当ですか?」と聞いたときに、bedavaを使ったんだけど、あとからücretsizを言ったほうが良いと教えてもらった。

bedavaとücretsizはどちらも無料という意味でそんなに大差ないと思っていましたが、よくよく考えるとすこしニュアンスが違うようですね。

ücretsiz。この言葉を分解すると、ücretは価格、sizは無しを意味する接尾辞。直訳すると「価格が無し」=「無料」。

チケットの話にもどりますが、本来イスタンブール地下宮殿には入場料があります。つまり有料です(ücretli)。しかし特例としてトルコに在住している方はIDカードを見せると、無料になる。だからücretsizのほうが適当なのかなと解釈しました。だから、わたしが先生に「トルコ人は無料なんだよね?」を「トルコ人はタダなんだよね?」と言ってしまったということです。まあ別に怒りはしないけど、日本語で聞いたらちょっとん?とはなりますよね。意味としては間違ってはいないし、もちろん通じるけど、ニュアンスの違いによる違和感は否めないですよね。しかもちょっと失礼っぽいし。反省( ̄▽ ̄;)

一方でbedavaは、ücretsizのような対立している言葉がないんですよね。独立している言葉。日本語の「タダ」もそうですよね。

タダの反対はタダじゃない。

bedavaの反対はbedava değil。

前にトルコ人のお友達と話してるとき、よく彼女たちはbedavaを使っていたのですが、これは「このストールはタダでもらったんだよー」とか、「この野菜は庭でとれたものだから無料だよ~」みたいな文脈でしたね。もともと料金システムが発生していないシーンではbedavaが適切なのかもしれませんね。ちなみに、わたしはbedavaがうまく言えない。いつも覚えられない。この記事書いてるときもスペルミスしまくってる。笑

ücretsizの方が適切な文脈に対してbedavaを言ったところで、意味自体は通じるし特に意味が大きく変わったりすることはないので、必ず抑えなければいけないポイントではないですが、覚えておいて損はないといったところですかね!